独学でくずし字を覚える

理由

比較的早く読めるようになりそう

特に理由はないが、「なんて書いてあるのか理解したい」という文字はないだろうか?僕の場合、アラビア文字、マヤ文字、ヒエログリフを理解したいと思っている。なぜか見た目から惹かれてしまう。

しかし、これらを読めるようになるには相当の勉強量が必要になりそうだ。ゆっくり学んでいこうとは思うが、今のところ本気で学ぶ気にはなれない。壁が高すぎる。

代わりに、くずし字を学んでみようと思う。くずし字は江戸時代まで使われていた日本語であり、今でも看板の表記などに使われる。また、歴史ものの番組をみていると古文書が紹介されたりする。こういうのを見ると自力で読めるようになりたいと思わないだろうか?少なからずそんな思いがわいてくるはずだ。

古文書を読めるようになるためには、くずし字を覚えるだけでなく、古典文法を勉強しなおさないといけない。しかし、外国の文字を一から勉強するのに比べたら大した苦労ではないと思う

昔の人が書いたものを読んでみたい

国会図書館や公文書館などで現代表記、現代語訳された古文書を読めるのかもしれない。しかし、そこを当時の人がそのまま書いた文字で読みたい。

坂本龍馬が、勝海舟の弟子になったことを嬉々として、姉に宛てた手紙。身分制度がやかましい時代で人生確変モードへ突入した感情を書き表しているにちがいない。

また、豊臣秀吉も筆まめであったという。秀吉は戦がうまいだけでなく人たらしであることでも有名だ。何の後ろ盾もない状態からどうやって天下人までのぼりつめたの理由の1つは、この人心掌握術もあるだろう。別にそうしたテクニックが知りたいわけではないが、なぜか読みたいと思ってしまう。

日本人としての特技を身につけたい

日本の伝統文化なら武道や茶道など他にもある。その中でくずし字を選んだのは競合が少なそうだったから。武道や茶道だと国際的に広まっている。外国人でも比較的容易に習得できる。

しかし、くずし字を覚えて古文書まで読めるようになるまでには日本語ができないといけない。この点で日本人であるということはすでに優位だ。

なぜ日本人としての特技がほしいのか?理由は2つある。

1つめはこれが講師業などの仕事につながりそうだから。日本について知りたい外国人にインラインレッスンなどできそう。また、ブログやyoutube配信などで収入が得られそうだ。

2つめは、単純に日本の伝統文化を少しでも身につけたいから。日本文化が好きな外国人がいるとうれしい。自国文化が褒められるのはいい気分だ。それと同時に、「あなたの国の文化を教えてくれ」とも思う。歴史、教育、社会制度、隣国との関係など興味がある。

僕がそう思うのだから、このように考える外国人もいるだろう。なので、こうしたことに答えられるようになりたい。

くずし字学習で使用するテキスト

最終目標:古文書検定1級取得

テキストで学習するだけでは飽きてきそうなので目標を決めた。最終目標は古文書検定1級取得。1級レベルだとかなりむずかしめの古文書も読めるようになるようだ。

歴史の教科書、番組の題材にもならないようなどうでもいい記録を読めるようになりたい。もしかしたら、古本屋で売っている昔の手紙が、実は歴史上の有名人の手紙かもしれない。そうした宝探しができるようになりたい。まずは3級から取得する。

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