気軽に読める論語の本とマンガ

『論語』を読んだけれど、内容がつまらなくて途中で挫折した人は多いのではないだろうか?

書いている内容は難しくないし、人として行うべきことを述べているのもわかる。けれど、やっぱり退屈だ。それでも、何とかして論語を読み、その内容を実行できるようにしたい。

そこで、具体例を書いている解説本・要約本・マンガをいくつか読むことにした。ここから少しずつ論語を吸収していこうと思う。

1分間論語

77の孔子の言葉を、9章に分けて紹介している。

それぞれの言葉を、著者が具体例を挙げて解説している。論語について知識がなくても、各節読むのに5分もかからない。孔子の言葉だけだと、実感しにくい内容も現代的な具体例があることで、腑に落ちる。

論語を読んだけれど、「あまりイメージがわかない」、「内容を要約したもので気軽に読みたい」という人におすすめ。最初から順番に読むのではなく、目次で各章、各節で興味をひかれたところから読んだ。

座右の銘にしたい論語

本書で紹介されている77の孔子の言葉のうち、今のところ座右の銘にしたいと思える言葉を記録しておく。自分なりに意訳したところもある。他にもあるが、多くなるのでとりあえず3つ記録。他のはパワーポイントに記録している。

歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るることを知る

寒くなっても松やヒノキは枯れにくい。

そんな松やヒノキのように、逆境の時でもやるべき事をやり続けることが大切だ。

位なきことを患えず、立つ所以を患う。己を知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む

目標を達成できていないことを残念に思わず、どうしたら達成できるか考える。

自分を理解している者がいないことを残念に思わず、理解してもらえるようにやるべき事をやる。

天を怨みず、人を尤めず、下学して上達す。我れを知 る者は其れ天か

天(運命、環境)を恨まず、他人のせいにしないで、初歩的なことからレベルアップしていく。

そうすれば運命を切り開ける(環境も変わる)。 

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