【読書メモ】Think Smartー間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法

読書メモ

どんな内容?

本書によると、人生をよりよくするのは「幸福を求める」のではなく、「不幸を回避する」ことだ。
そのための認知心理学、行動経済学に基づいた方法を52とおり紹介している。

実践できそうなこと

期限を設定してエネルギーをチャージ

なぜ大事なことを先延ばしにするのか?
それは始めてから成果が出るまでに時間がかかるからだ。
最後までやり遂げるには、意志力が必要なのだが、バッテリーと同じで使うとなくなっていく。
意志力を復活させるには充電期間を設ける必要がある。
この意志力については【先延ばし】の項目で説明されているが、【決断疲れ】の項目とも関連する。この【決断疲れ】の例に次の話がとりあげられている。

・ぷれぜんの適切な時間はいつか?
・IKEAのレストランが「通路の真ん中」にある理由
・時間帯によって裁判の判決が変わる

これらの話を簡単に言うと、意志力を使い果たしてしまったので、決断を下す思考力が残っていないということだ。くわしくは本書を読んでほしい。

では、どうやって意志力を復活さえるのか?

課題を細分化

まずはひとつの課題を20~50のパートに細分化する。そして各パートに期限を設定する。

細分化することによって「どのように対処するのか」明確になり整理されるので、進行中の課題で頭がいっぱいになることはない。

最近、無意識に計画を細分化していたら、意外と物事がはかどることに気づいた。でも20以上には細分化していなかった。せいぜい5つぐらいにしか分けていない。

これからは意識してひとつの課題を20以上に細分化しようと思う。実際には20以上に分ける必要はないのかもしれない。しかし、その過程でやるべきことが明確になるので、よけいな思考をはさまずにそのタスクに集中できそうだ。

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