英語の長文問題集を最後までやりきるコツ

英語の長文問題集を最後までやりきることは、英語の実力をつけるために必要なステップです。しかし、問題集を最後まで続けることは簡単ではありません。途中で挫折して本棚の飾りにしている人も多いのではないでしょうか?

僕は英検準1級合格にむけて勉強中ですが、途中で飽きて長文問題集を1冊やりきれずにいます。この記事では、心理的な負担を減らし効率的に学習を進めるために僕が実践している、英語の長文問題集を最後までやりきる工夫について解説します。

段落ごとに切り分けてルーズリーフに貼る

まず一つ目のコツは、長文を段落ごとに切り分け、ルーズリーフに貼ることです。この方法にはいくつかの利点があります。

心理的負担の軽減

長文を一度に読むことは、特に英語に不慣れな人にとっては大きな負担です。全体を見渡すと、その長さに圧倒され読む前からやる気を失ってしまいます。

試験のときは集中せざるを得ない状況なので最後まで読める場合もありますが、日ごろの学習のときには集中できなかったりしませんか?

しかし、段落ごとに切り分けることで、目に入る文字数を減らし、心理的な負担を軽減することができます。小さな目標を達成することで、モチベーションを保ちやすくなります。

読みやすさの向上

コピーして文字を大きくするといいです。文字が小さいと目を凝らすことになり、けっこう集中力を使うので、内容を理解するのに苦労します。

小さな文字で詰め込まれた問題集よりも、大きな文字でレイアウトされたページの方が、目に優しく読みやすくなります。視覚的なストレスを減らすことで、集中力を高めることができます。

メモの書き込みがしやすい

さらに、段落ごとに分けることで、単語や文法、構文についてのメモを書き込むスペースが広がります。これにより、自分なりの理解を深めることができ、後で見直す際にも役立ちます。例えば、新しい単語の意味や構文の使い方をその場でメモすることで、復習の際に効率よく学習内容を再確認できます。

「問題を解かない」のも1つの手

次に紹介するのは、思い切って「問題を解かない」という方法です。これは一見逆説的に思えるかもしれませんが、実は効果的な学習方法なのではないかと思っています。

長文に慣れることが目的

英語の長文問題集を使う目的の1つは、長文に慣れることにあります。

自力で問題を解いて腕試しをする使い方もありますが、まずはそのレベルに到達する必要があります。

そのためには、大量の英語に触れ文章全体の流れや構造を理解することに集中しましょう。これにより、英語に対する抵抗感が薄れ読むスピードも自然と向上します。

問題を解かずに読み進めることで、短期間で大量の英文に触れることができます。これにより、自然と語彙力や読解力が鍛えられます。

時間を節約できる

問題を解くことに時間を費やすと、問題集1冊を終えるまでにかなりの時間がかかります。しかし、問題を解かずに読み進めるだけなら、より短期間で問題集を終えることができます。時間を節約し、他の学習にも充てることができるので、効率的な学習が可能になります。

小さな目標を設定する

さらに、学習を継続するためには、小さな目標を設定することが効果的です。

1日1段落でもOK

最初から大きな目標を立てると、途中で挫折してしまう可能性が高いです。今までの僕がそうでした。1日目はがんばれますが、次に学習するときにだんだんと腰が重くなっていきます。

そこで、1日1段落でも良いので、少しずつ進めるように工夫しました。1段落だけなら、忙しい日でも無理なく取り組むことができます

週ごとの達成感を得る

週ごとに達成目標を設定し、達成したら自分にご褒美を与えるなど、モチベーションを維持する工夫をしましょう。

例えば、1週間で5段落を読み終えることを目標にし、達成したら好きな映画を見るなど、楽しい予定を立てると良いです。達成感を感じることで、次の週もまた頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

でもまあ、これは人によると思うので、無理に自分へのご褒美を設定しなくてもいいです。あくまでモチベーションが上がると思えるなら設定するといいです。

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